最近のニュース 人殺し - 人を殺した後は自身で命を絶つべき

「この世から消えてしまえばよい」警官の父殺害の16歳少女
9月19日12時56分配信 産経新聞

 京都府京田辺市で府警南署巡査部長(45)が二女(16)に手おので首を切られて殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された二女は犯行後、巡査部長の死亡を見届け、隣室で寝ていた母親(41)に犯行を告げていたことが19日、わかった。二女は「父親がこの世から消えてしまえばいい」と供述していることも判明。取り調べにも反省の言葉はなく、府警は同日、二女を送検。巡査部長の女性関係や母親との不仲を発端に強い殺意を抱いていたとみて動機の解明をさらに進める。
 調べでは、二女は18日午前4時ごろ、2階寝室で一人で寝ていた父親の巡査部長の首に、あらかじめ購入していた手おのを数回振り下ろして殺害。死亡を確認した後、2階の隣室で寝ていた母親に「お父さんを切った」と犯行を告げていた。
 巡査部長と母親は不仲だったといい、二女は父親について「暴力をふるわれた」「女性関係が嫌だった」などと供述している。同署でさらに詳しく聴いたところ、「お父さんがこの世から消えてしまえばいいと思った」などと、強い殺意を自供した。反省や後悔などは今のところ口にしていないという。
 一方、二女は日ごろから巡査部長に反発する行動を見せていたが、母親は府警に対し、「思春期の少女が普通に感じる程度の父親への反抗心と思っていた」などと話しているという。府警は、二女が父親に対して抱いていた嫌悪感や反抗心が殺意に変わった経緯の解明を進めている。
 さらに、府警は殺意を募らせた末の計画的な犯行との見方を強めており、家庭内の不和が二女の精神状態に影響していたとみて、家庭内の状況について母親や長女(19)からも事情を聴いている。

最終更新:9月19日12時56分


Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000919-san-soci