生業

少数派・・どちらかというと、その類に属するのかなと、時々、そう考えてしまう時がある。
流れに逆らうつもりもないけれど、世の中の流行や価値観からはすこし外れていると人に言われることがある。
そばにいる人も肉親もそれほど変化なく接している。
誰だからと、手厚くする事もない、特に贅沢を好むわけでもなく、礼儀は心がけても、式には縁がない。
運命を信じているが、努力も欠かせないものだと思っている。
人を憎む事もないが、攻撃には防御の体制で臨む事にしている。
そんな生き方をしながら、ん十年生きている。
変人の部類に入るのかもしれないが、自覚はない。
希望をもたないわけでもないが、今の希みは?と問われるなら、いつの日か、年をとったら、庭に桃の木が数本ある小さな家で、晴耕雨読の日々が過ごせたらと願うばかりである。
杜子春を読んだから、また急に、影響を受けているのかも知れない。笑。