Party

2000 階建てのビルの屋上で、砂糖水パーティーが行なわれるという。わたしは、シンメトリック・カフェで出席の手続きを行なっていた。未来時計の一番目の針を七に合わせ、路地の街灯が灯るのを待った。

ケンゴン橋の警笛が開門の時刻を告げる。砂糖水パーティーが始まる頃だ。係員からステッキとマリファナを受け取り、エレベーターホールに向かう。しばらくしてから CARGO に乗り込む。2000 階へ向かって、猛スピードで上昇し始めた。

そろそろ最上階に着く時分である。屋上では、華やかなパーティーが催されていた。わたしは、マリファナを嗜みながら、ワインを喉に流し込んだ。